2017年02月

本多忠籌公と石門心学

江戸時代中期の寛政の改革で活躍した老中磐城泉藩主本田忠籌公のことについては当いわき地区でも ご存知の方はすくないのではないでしょうか。 泉藩は石高15000石に過ぎない弱小藩でした。そうしたなかから幕閣にとりたてられて老…

月例の木鶏クラブです

木鶏クラブの会合日です。再開しての本格的会合です。テキストは二月号です。参加者の皆さんの読後感 などを聞けるのを楽しみにしています。石田梅岩の提唱した石門心学について、少しお話しできると考えています。   寛政…

戒は是れ・・・

今日は釈尊のお涅槃の日。先月より客殿の広間に大幅の釈尊涅槃図をかけて、その前で 遺教経を読誦しています。昼前にはには本堂にて涅槃会の読経をすませ、報恩感謝の 儀式をすませました。 このお経にはいろいろと大切な教えが書かれ…

詩画禅一如の世界

國清寺は玉青館のすぐそばにある黄檗宗寺院です。玉画伯が再興した禅宗のお寺 という事なので拝登し、ご住持に会ってお話を伺いました。 それまで廃寺同然だったのを、出家して禅宗僧青侶でもあった玉青画伯が住職となり 立派にしたと…

玉青館を訪ねる

玉青館とは何の施設 不用意にではあったけれど、日本画の美術館があるというので、おとづれてみました。 南画会の巨匠として有名な直原玉青画伯の個人美術館でした。 南画というと、富岡鉄斎、池大雅、松林桂月などの作品をおもいおこ…

淡路で浄瑠璃鑑賞

まさか、淡路島で人形浄瑠璃を見るとはおもわなかったです。江戸時代からの伝統が今日まで つづいているんですね。一日3回ほど上演していました。一回45分ほど。 茨城空港から神戸空港まで80分ほどかかり、空港からはレンタカ-を…

淡路島旅行

今月に入り、淡路島へ出かけてきました。かねてから七福神めぐりをねがっていたので、 今回実行することにしました。 土曜日と日曜日の2日間かけて七ケ寺を無事参拝できました。さすが噂の通りに日本一の 七福神巡り会場だけあって、…

節分画賛

遠仁者疎道・・・オニハソト と読みます。 不苦者有智・・・フクハウチ と読みます。 江戸時代後期の曹洞宗禅僧風外老師の「節分画賛」にある言葉です。 節分となると、いつも老師のこの画賛をおもいだします。 くるしまざる者は智…

紅梅・白梅が開花してます

強い風が吹きまくっている今朝ですね。お天気はすっかり春めいたかんじです。お寺の境内をみると 紅梅白梅が満開になっています。 春に先駆けて花開く梅をみると、冬が確実にすぎさろうとしている感じを強くします。  一輪の梅花天地…

前へ

今月から二月ですね。大寒もまもなくおわります。春分の日が待ち遠しいです。 さて、出典不明ですが、素敵な文がありましたので、紹介しておきます。    前へ  障壁なくして徳は生まれない。  障壁なくして徳は熟さな…