「正論」がおもしろい

今月17日の産経新聞「正論」欄がとても興味深い指摘をしておりました。

評論家屋山太郎氏が担当でした。以下、気になった点を引用してみます。

 漢城(現ソウル)について「挑戦事情」(漢城のフランス人宣教師、ダレ氏著1874年刊行)

 漢城はまさに糞尿まみれで足の踏み場もなく、肺結核、ハンセン病、肺臓ジストマ、赤痢
 チフスなどの疫病が流行していた。併合の前年に、日本が入って京城医専や
 やその附属病院を設立し、医師、看護師、衛生師を養成した。

 併合後に取り掛かったのが学校の建設で、1945年の終戦までに京城帝大のほか
 専門学校を約千校設置し、小学校を5200も開校した。

 その結果、識字率は4パーセントから61パ-セントに上がる。100キロだった鉄道も
 6千キロに延伸された。

こうした韓国の「歴史の真実」に目覚めよ、とは記事の題目であるけれども我々現代の

日本人も押さえておきたい日韓併合の成果ですね。

当時の朝鮮には初等教育をする小学校も医者も
いないで政情が混乱していた現状があったんですね。世界の諸外国の植民地政策
とは一線をかくすほど民主的で人道的政策をしていたのが韓国併合の実態であった

ことがわかります。併合の負の面ばかりを強調してこうした事実を無視するようでは日韓
双方にとって不利益このうえないですね。