青木奈緒さんの来日

といっても、いったいどなたのことやら解りかねますね。奈緒さんは露伴先生の

ひ孫になります。出戻りの女流作家だった幸田文さんの一人娘が青木玉さんで
随筆家として知られていますね。その娘さんが奈緒さんです。

彼女は1963年生まれなので、私より一回り下の年になります。15年前に処女作

『ハリネズミの道』でエッセイストとしてデビュ-したのですから、月日の流れるのは
思っているより早いものです。学習院のドイツ文学科それから同大学院の修士課程を

すませて、オ-ストリア政府の奨学金をえてドイツ・オ-ストリアに留学しています。
最近の活動はしりませんが、今回はいわきに初来日とか。

第36回吉野せい賞の表彰式での記念講演会に招待されたようです。長年私淑し
尊敬おくあたわざる100年に一人でるかでないかの大文豪幸田露伴先生と血縁

のある女史の講演。こんなうれしいニュ-スはめったにないですね。11月4日が
待ち遠しいです。