『カエルの楽園』が人気です

百田尚樹さんの最新作。一読してしまいました。考えさせられる内容です。書評に大きく扱われないの
が不思議なくらいの出色の小説ですね。店頭ではよく売れています。

普段小説は買わないのですが、この本はついお金を出してしまいました。主人公がソクラテスって
いうのも寓意的ですね。ギリシアの哲学者で「無知の知」を教えた思想家なんですがね。

この夏一番の小説でしょう。

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最大の悲劇は、良心的な愚かさによってもたらされる。
ベストセラー作家が全力で挑んだ、衝撃の問題作。

安住の地を求めて旅に出たアマガエルのソクラテスとロベルトは、豊かで平和な国「ナパージュ」に辿り着く。
そこでは心優しいツチガエルたちが、奇妙な戒律を守って暮らしていた。
だがある日、平穏な国を揺るがす大事件が起こる――。

著者自らが「私の最高傑作」と断言。
大衆社会の本質を衝いた、G・オーウェル以来の寓話的「警世の書」。