坐禅や禅の書によって淀んだ心を晴らそう

坐禅や禅の書によって淀んだ心を晴らそう

私たち人間は仏の心を持って生まれてきます。仏教で言う「禅」は、この世に生を受けた時に誰しも持っている仏心の名なのです。しかし、長い人生の中では他の人と自分を比べて、自らの立場や都合を守ろうとする我欲が働いてしまうこともありますし、その他にも物欲・支配欲・名誉欲・権勢欲などの様々な欲が、私たちの生活を取り巻いています。

仏教では、そんな欲の心を「貪欲(どんよく)」と言います。貪欲により、仏の心に曇りが生じてしまうのです。もちろん、貪欲の他にも悩みや怒り、恨み、嫉妬心などの煩悩により心を濁らせてしまっている場合も多々あります。

煩悩を少しでも減らし、貪欲な心を晴らしたいと願っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな時には、禅の心を習得するために坐禅を行うのも良いと思いますし、禅の書を座右の銘にしたり、掛け軸として家に飾ったりするのもおすすめです。

仏教で伝わっている禅の言葉が書かれた禅の書を身近に置き、その言葉の意味を心の奥底にある本心に伝わるように意識していると、きっと自分の心の在り方を知り、コントロールできるようになるのです。

日本の禅宗には大きく分けて、「臨済宗」「曹洞宗」の二つがあります。どちらも坐禅を通じて心の平静を維持し、悟りの境地に至ることを目的としています。

福島県にある曹洞宗の医王寺でも、坐禅によって悟りを開くことを目的として、日々布教活動に努めております。坐禅は、以心伝心で説いていくことを主としており、多くの人に伝わるようにオリジナル性の高い禅の書を通販でもご提供しております。

人生に悩んだ時や、自分自身の本心が分からなくなってしまった時、これからの方向性が見えない時などの様々な壁にぶち当たった際に、ぜひ坐禅や禅の書を取り入れてみてください。禅の書は、大切な人へ贈るギフトにも適しておりますのでこの機会にご検討ください。