大本山総持寺研修の旅

大本山総持寺研修の旅

二泊三日の日程で大本山総持寺での研修会に参加してきました。わが曹洞宗においては
例年一般の檀信徒を御本山に誘う目的で研修会を催しています。
福島県においては本年度はおよそ250名の参加がありました。

一日目は御本山での研修で山内に泊まります。千畳もある本堂での開講式や翌朝の
お勤めである朝課に参加したりします。食事作法を学びながらの精進料理もあります。

それがすむと長野県の名刹長国寺専門僧堂を拝観しました。NHK大河ドラマで
放映中の『真田丸』に登場する真田家の菩提所です。おりしも現在の御住職は
福島県白河の御住職さまでした。

この寺は松代にありますので、ドラマで馴染みとなった真田家などを散策すること
ができました。もう十数年以前にはここの住職をされていた佐橋法龍先生を
お尋ねして、専門分野の勉強にたびたびお邪魔していたことがあります。

なつかしい思い出のお寺であります。本堂にはわが原坦山老師の大きな横額が
飾ってありました。しげしげと拝見できて、とても感動しました。

松代長国寺とは

境内の墓地には恩田木工のお墓もあります。『日暮硯』の著者としてあまりにも
有名です。このたびお参りできたので再度あの有名な書物を読みたいと思いました。

日暮硯このとを知るには

佐橋法龍老師のこと