2013年09月

佛々祖々、皆な本は凡夫なり

示して云く、仏々祖々、皆な本は凡夫なり。凡夫の時は、必ずしも 悪業もあり、悪心もあり、鈍もあり、痴もあり。然あれども尽く改め て智識に随て修行せしゆへに、皆仏祖と成しなり。今の人も然あ つべし。我が身愚鈍なればとて卑下す…

感動の声続々と

  銀杏の大まな板を前に鯛(3キロ)を見事に捌く米良先生です。 指一本も触れずに右手にもった包丁で鯛を三枚におろしているところです。 参加された皆さんから感嘆の声が漏れました。

嵐の中の若冲展

県立美術館のことです。23日までの特別展ですね。雨の中を思い切って 福島まで出かけてきました。これが大誤算。天気予報を気にしないででか けたので、まさか大嵐の豪雨に遭うとは想像もしていなかったです。雨脚 は全然弱まらす目…

踊ちゃいました「風の盆」

大本山永平寺団体研修会をすませてのもう一泊は越中富山の宇奈月温泉泊でした。 宿は「宇奈月ニュ-オ-タニ」。宴会がすむと付近で盆踊りのリハ-サルがありその後で 本番という情報がありました。あの全国的に知られている「風の盆踊…

「旃崖奕堂禅師語録」

前回指摘しておきましたが、この語録の劈頭は金龍山天徳院へ正式に入山したとき の上堂法語から始まっています。わたしの書斎には昭和62年に名著普及会から復刻 して再刊されたものとその原本となる「懶眠餘稿」もあり、時折開いては…

天徳院は奕堂老漢由緒の寺

天徳院といえば、加賀藩三代藩主前田利常公の正室球姫が静かに眠る歴史的な名刹である。 珠姫は徳川二代将軍秀忠公の次女。若干14歳で輿入れをし、24歳の若さで一期を終えた。 しかし、子宝には恵まれ三男五女がいた。結婚生活10…

団参から無事帰りました

11日から二泊三日の予定で大本山永平寺への参籠と観光の旅へ出かけてきました。 これは福島県曹洞宗檀信徒本山研修会と銘打って毎年実施されている年行事です。 研修は二班に分かれており、私たちは第二班として参加。バス6台に25…

調理の原典は「典座教訓」

式包丁という尊い調理の儀式を初めて目の当たり拝見することができました。我が国において 調理の精神とか食材の取り扱い方とかの具体的な指南をしているのは曹洞宗開祖である 鎌倉時代の道元禅師であります。38歳の時に著述された「…

この菊は枯れません

「式包丁」が盛会裏に円成しました。これをご覧ください。見事な菊ですね。 重陽の節句の今日に相応しいです。 それもそのはず、カボチャですもの。職人さんの技です。さても上手にしあげてしまう手際には 驚嘆してしまいました。日本…

御本山永平寺への研修旅行

「式包丁」が無事すみました。今日は月例の坐禅会。明日から二泊三日で研修旅行に でかけます。毎年県宗務所主催の団体研修が予定されています。わが宗では大本山 が永平寺と総持寺と二ケ寺あるので、交互に団体参拝することにしていま…