2014年10月

たこ風外禅師の漢詩

漢詩は漢詩でも禅匠の詩は偈頌(げじゅ)といいます。江戸時代後期に名を馳せた風外老師には 「烏鵲楼高閑録」という漢詩集があります。 ご近所の秋の稲刈りも無事済んだ様子でもあり、しばらくぶりでその本を 取り出して、パラパラと…

楞厳寺の晋山・結制式

今月に入った4・5日は楞厳寺さまの新命住職の正式な披露が盛大に 営まれました。5日は台風18号接近の報道で儀式がどういうふうになる のか心配でしたが、大雨にならず無事全ての儀式が円成しました。   わが宗門では…

ほんものの禅定家宮崎奕保猊下

在りし日の禅師さまの説教の様子がありましたので、紹介します。 NHKの取材でのもの 禅師最晩年の写経です。106歳の写経は貴重な仏寶です。   猊下の日々の行持の結晶ですね。日中に横になって昼寝をされることはな…

宮崎故禅師の七回忌

先月26日から大本山永平寺に出張しておりました。故禅師の七回忌が 恒例の年中行事である御征忌にあわせて厳粛に法要が執り行われ ました。 其の時の引き物『寫禽跡』(随伴参話)がありました。これは禅師生前の 逸話を侍者の中村…

北陸の小京都、大野市の名刹

曹洞宗大本山永平寺から車で40分ほどにある黒谷観音を訪問参拝しました。 越前大野といえば、宝慶寺を思い出します。 鎌倉時代に永平寺を開かれた道元禅師ですが、宋時代の中国から道元さまと 一緒に日本に同行した寂円禅師が開いた…

越前焼との出会い

  9月もまもなく過ぎてしまいますが、三連泊で福井の御本山永平寺に 出かけてきました。   故宮崎奕保禅師の七回忌法要に参加してまいりました。 禅師は106歳という歴代住職の最高齢の大本山貫主でした。…

うまくアップできました。

ここ数日の間書いていたブログがアップできなかったので、気にしておりました。 どうも記事をコンテンツの項目に書いたためで、ブログに直接綴っていなかった のが原因といま判明しました。 パソコン操作をまた一つ覚えました。ラッキ…