小寒なのに扇子の話? 一年の読書始めをなににしようかなと考えながら、久しぶりで「碧巌録」を開いてみました。 禅書といえばコレ!というぐらい有名な古典です。 その第91則は犀牛扇子(さいぎゅうせんす)ですが、これまた難解な禅問答です。 寒中のさ…続きを読む
光の贈り物ってそれ何? 先月のことでしたが、松屋銀座でのことでした。12/19から12/25まで赤津純子作品展がありました。 前回紹介した小関さんと同じくいわき出身の作家さんです。万華鏡製作者ですね。案内のハガキを みてみると「一年ぶりの作品展…続きを読む
お正月気分が抜けた 七日はNHK坐禅会が始動、八日は寺年始そしておとといの日は御詠歌でした。お正月の御年始に 見える檀家さんもいなくなりました。正月となれば、組寺院の正月の年中行事である大般若祈祷 法会も昨年同様滞りなく修行されています。 …続きを読む
年始受けの日です 今日はお檀家さんがお寺に年始の挨拶に来られる日です。一日中にぎわいます。長いことお寺と檀家さん との伝統的な習慣になっている年中行事です。 年頭の挨拶は元旦の午前中からと決めているお檀家もありますし、今日に限らずお檀家の…続きを読む
般若は知恵ということ 般若とは仏教語で「智慧」と翻訳されています。通常の頭がいいとか記憶力がずば抜けている。そういう意味 ではありません。人間の迷いの元は分別(ふんべつ)といっています。あれやこれやといつも考えながらの生活 をしているのですが…続きを読む
大般若会が続きます お正月を迎えると教区寺院の初仕事が始まります。大般若会(だいはんにゃえ)といいます。 私の寺では元旦0時から一人でその法要をします。祈祷ですね。皆さんがお願いしたお札の 祈願をこめて家内安全。身体健全などの祈祷をします。…続きを読む
新年のご挨拶 年頭のご挨拶 皆様、新年あけましておめでとうございます。昨年中はいろいろと お世話になりました。 本年もあいかわらずよろしくお願いいたします。 さて、今年は大震災からちょうどまる二年となります。復興々々と …続きを読む
越年坐禅の日 とうとう今年も今日でおしまい。お寺の最後の行事は越年坐禅会です。 午後9時半から40分間を二度ほど座ります。 毎年恒例の坐禅です。それが済むと信者の蕎麦屋さんからえび天そばを参加者 と食べます。残念ながらその蕎麦屋さんは…続きを読む
年末恒例の餅つきの日です 早くも年末となりました。わが寺では高齢になっている御餅つきの日です。昔ながらの杵と臼を 使っての一仕事です。今年は大学生の娘が冬休みで戻ってきました。 ほかの息子二人は残念ながら仕事で帰省がかないません。ただ気の合うお檀…続きを読む
故山田松鶴先生の遺徳 今年10月に98才の高齢で逝去された山田先生主催の書道誌「鶴心」の新年号が届きました。 会長先生はご自身の雅号そのままの高齢者として書道界屈指の重鎮でした。新年号には会長先生 による揮毫「筆下龍蛇走」が掲載。さらには「楷…続きを読む