東日本大震災から六年・・・
あの日は金曜日でお寺の和室ではお家流茶道宗家安藤綾信様が出稽古をしてくれる
月例会の日。無事、お稽古が終わり宗家を玄関口でお見送りしたことでした。
その後、3時の予定で来山していた3名と客殿で仕事の話をいているその時に突然
部屋が揺れだしたのです。いつもの地震だろうからとたかをくくっていたら案に相違して
おさまりつかなくなって初めて大地震の凄さにビックリしたのでした。
その後の大地震の報道はご承知の通りでした。あれから六年経過したんですね。この間
年老いた家内の両親は次々と他界し副住職には男の子が授かりました。その子も今月三才とな
りました。
あってはならないと観念していてはみたものの天変地異の恐ろしさはいまでも脳裏に
深く刻み込まれております。
被災地での未曽有のご苦労様を経験されている方々の復興へ向けての努力が報われる
ことを改めて念ずる次第です。