青谿書院とは

青谿書院とは

青谿書院は幕末の儒者池田草庵の子弟のための教場の名前です。その由来をみると、書院は
源氏山の麓に建てられました。まえには夜気山(やけやま)という小高い山があって、その谷あいを
流れているのが青山川です。青谿書院はsじょうした書院の周囲の山川に臨んでいる、そんなところから

命名されたようです。池田草庵は66歳の尊い学者としてまた偉大な感化を与えた立派な教育者
としての生涯を此の地で終えました。

江戸時代にはたくさんの藩校や寺子屋があって青少年の教育をしたものです。吉田松陰の
松下村塾や緒方洪庵の適塾そしてあの有名な仲江藤樹の藤樹書院などなど。

明治以前には全国でこうした私塾が繁栄して当時の子弟教育にあたったようです。草庵の生涯を知る
には書院ちかくにある保存会館を訪ねることが池田草庵を知るためには都合がいいのです。

写真は池田草庵遺墨集からのものです。素晴らしい書です。

青谷書院保存会を訪ねようIMG_4130.JPG