外作務 の成果

外作務 の成果

外仕事のことを外作務 (そとざむ)と禅ではいいます。畑仕事をして農作物を自給自足したり
境内地の山仕事などを総称しての禅宗用語です。

年回法事や檀家の葬儀などが入らないときは、外作務 に精をだしますが、今年の冬は
それこそ大仕事をこなしました。

境内地の美化の一環として山の老木である枯れた松や杉の大木それに自生している椿など
を伐採して整理し始めています。大木はチエ-ンソ-を使います。主として副住職が奮闘して
くれました。小生はその片づけ仕事を荷いました。若い者の力はうらやましい限りです。

伐採し終えた雑木などを薪割しての作業はなかなか骨の折れることではあります。積み上げて
みると、横7メ-トル縦1.5メ-トルほどになりました。このままでは整理の五分の一程度です。

まだまだ先があるんです。よくぞこの冬はがんばったもんです。

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ナラの木やカシが多いです。隣接の地主さんの土地をお借りしました。

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幹回りはゆうにニメ-トルをこえています。

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鬱蒼としていた東側斜面が裸になり日差しが十分取り込めるようになりました。正面のケヤキは

幹回りおよそ2メ-トルほどの大木です。左側の杉はそれ以上の太さです。

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市内のお寺さんで、こんな山仕事をしているのは内ぐらいでしょうね。そのせいで、腰から
背中にかけて突然の痛みに襲われてしまい、二日ほど減食して呻吟しました。やりすぎの
せいです。