熊本大地震支援托鉢

熊本大地震支援托鉢

このたびの熊本大地震では、地震のすさまじさを思い知らされましたが、副住職はここ3日間ほど
いわき駅前で支援のための托鉢をしております。

本堂全壊、鐘楼堂全壊となった先輩の被災寺院の窮状を見かねて「何か自分でできることはないか」
と考えての托鉢行。他人事ではない切迫した感情にかられてのことでしょう。

それまでは 人のことだとおもいしに おのれの番とは こいつたまらん

天変地異や肉親との別れなど自分にとっては関わりないニュ-スと思っていることが多いのですが、
それがいったん自分にかかってくると、そんな呑気な気分に浸るわけにはいかないです。身につまされて
の托鉢行です。五年前に起きた東日本大震災のさい、かみのやま温泉(山形市)まで一家で避難したこと
が思い出されました。