長年会員となっている「煌心書道会」ですが、今年も挑戦することにし、ようやく課題を完成させました。条幅を楷書・草書それに隷書のそれぞれ三体。
長条幅は書体自由ですが文字数に制限があり最低65文字から120文字以内でしあげること、となっています。例年この試験は春彼岸後に締め切られます。
楷書課題は九成宮霊泉銘、草書は王羲之筆とされる十七帖そして隷書は後史晨碑でいずれも古典の臨書作品です。超条幅では隷書で蘇東坡の前赤壁賦を仕上げました。
煌心書道会では最初五級から入門し4・3・2・1級と進みます。それ以後は年一回のみの昇格試験を受験して初段から十段まで進みその後推薦、その上の準成範最後の成範となります。
小生の課題は準成範用で、無事合格すれば成範となります。成範合格基準は四作の平均点数が百点満点中の99点以上にならないと不合格となり、再度挑戦することになります。
書道の世界に深くなればなるほど鍛錬しなくてはなりませんが、それがまた楽しみでもあります。