2015年10月

「体を動かすと・・・」

『体を動かすと心が変わる』(岡野五郎 著・小林幸太監修)今月の最新刊です。10月15日にでたばかりです。 お寺の総代をされておられる小林ご夫妻の二男である小林幸太先生が監修をされています。 健康と医学はつとに識者が深く関…

「透明な歳月の光」(曽野綾子)

今朝の産経オピニオンコラムには改めて感慨深いものがありました。本当にそうですね。題して『「命がある」こと 自体への感謝。』曽野女史は16歳の時、大仏次郎の新聞小説『帰郷』を毎朝心を躍らせて読みふけった作品だと いう。 今…

出雲の風外さん

『出雲の風外さん』が好評展示中です。といっても、島根県出雲市のことですがね。風外といえば、幕末の宗門 屈指の名僧です。その風外がもっとも画業に精を出した地域が出雲なんです。 この展示は風外の“ 來雲200年記…

柿を食べる

熟柿ほどおいしい果物はないですね。わたしの好物です。日一日と秋も深まりつつあります。今年もですが、栗の実が たくさんなって、栗飯を堪能し次に無花果をもぎりながらけっこういただけました。最後は柿ですね。田舎暮らしの醍醐味 …

「惜別の歌」は愛唱歌です

先日の新聞での死亡欄にはある作曲家の死が報じられていました。「惜別の歌」を作曲した方です。 この歌は作詩が島崎藤村ですが、作曲家の名前は藤村ほどの知名度はありませんね。 しかし、この歌は市の内容とともに曲調もすばらしくて…

思索の秋

秋という季節は食欲の秋とも芸術の秋ともいわれます。一方では春・夏と万物が地上から発芽し勢いよく 成長してその盛りを迎えて、秋という万物が萎れる、枯れていく季節でもあります。もちろん春夏に成長 した果実を得るのもこの次節で…

坐禅会口宣

口宣(くせん)は禅門での専門用語。垂誡、垂示。師家が修行僧に対して修行の上の注意を与えること。 これは禅学大辞典での説明文です。毎月の大阪での坐禅会講師として坐禅を指導していると、坐禅中 に口宣をします。たいてい二度目の…

坐禅は人生の醍醐味!

坐禅を毎朝できる幸せは何事にも代えがたいものです。十代のころから禅僧になる志を抱いて 今日までトボトボと歩いてきました。途中、いろいろと迷ったもののなんとか僧形を維持できて いるのも、いつのまにか生活習慣となっている坐禅…

清朝の滅亡と孫文

義和団事件や辛亥革命により革命軍の勝利となって、さすがの清朝皇帝もそれを承認せざるを得なくなりました、 一つの帝国が亡びる原因などは、この事例を勉強することで理解が深まります。 孫文が革命軍の棟梁となったわけですが、彼の…