2016年05月

「正範語録」って、知ってますか

ネットはいまでは当たり前のツ-ルになっていますね。最近になってこの語録を知りましたので、 紹介します。すでにご存じの方も多いでしょうかよくく噛みしめると「ふんふん」と納得してしまいます。 自分自身の職業や趣味などにあては…

「鶴巣集」を読む

「鶴巣集」は幕末明治に大活躍した原坦山老師の法語集です。老師晩年は初期の東京帝大で 佛教思想を学生たちに教授しましたので学僧として知られています。宗派を超えて尊敬を集めた わが曹洞宗を代表する傑出した禅僧でした。 今回は…

怪我をして・・・

陽気があたたかくなると、境内の雑草もグングン成長します。それにともない、外作務 【労働)の量 も増えてきます。こういう状態のなかで真夏のお盆や秋彼岸を迎えるのが田舎寺院の実際です。 お寺で山をかかえていると仕事の八割は雑…

ツバメの巣を見つけました

初夏の日差しがつづく今日この頃ですね。毎日湯本温泉につかるのが一日のなかで ゆっくり自分の時間をたのしめるひと時になっています。 共同浴場の「みゆきの湯」の玄関に今年もつばめの巣が出来ています。赤ちゃん ツバメが四匹かわ…

白隠禅師の大悟

白隠禅師の大悟は二度ありました。英巌寺で坐禅三昧をしていた時とその後正受老人の下で 八ケ月の安居をしていた時と。昔の禅僧は死にもの狂いでの修行に骨折ったんですね。 現在の宗門人は住職資格を得る目的で専門僧堂に一.二年生活…

AFS同窓会

afs日本協会 先日、久しぶりで同窓会に出席してきました。米国に高校生で留学した同窓生の 集まりです。想いだせばかれこれ50年以前のことでした。みなさんあちらの高校を 卒業して、子育てを終り充実した人生を送られています。…

光明必ず盛大なり

「古人刻苦、光明必ず盛大なり」とはよく知られた禅語です。白隠和尚もフト手に取った『禅関策進』 という禅書にであったことで、これからの自分の為すべきことを強く自覚したということです。 無造作に手に取った一冊の禅の語録が若く…

飯山の正受老人

現在多賀城市や松島で「大白隠展」が開催中ですね。我が国臨済宗中興の祖師としてあまりにも 有名な禅匠ですが。その白隠和尚が若かりし頃接得したのが正受(しょうじゅ)老人です。 老人は江戸初期の禅匠で晩年は信州飯山に母上に孝養…

坐禅会資料

坐禅は歴代仏祖が心根を込めて今日まで相続した聖行である。 坐堂にて静かに座る行為がそのまま仏道の全体を体現している。 故に一息々々怠りなく修すことが肝要である。   坐禅の目的は生死(しょうじ)の大事を了畢(り…

とうとう実家がなくなる!!!

金井の実家が取り壊されることになりました。五年前の東日本大震災による津波被害で 住宅は1メ-トル強の床上浸水と屋根瓦の破損に遇いました。 このたびの家屋解体では海抜2メ-トル地点にある実家は転地せざるを得ないことに・・・…