2014年12月

越年坐禅会と正月飾り

平成26年の大晦日となりました。今夜は9時半から越年坐禅会をします。 その後、本堂で新年初祈祷会です。すっかりその準備も整えることができました。           &n…

正月モ-ド全開中

あと数日で新年となりますね。過ぎてしまえばホントに早いものです。たいしたこともしないうちにまた一年が 過ぎていくのかと思うと、自身のふがいなさにあきれてしまいます。 昨日はいつもの朝4時過ぎからの坐禅を小一時間ほどしてか…

立志が肝心

さて村上素道老師の著述に降れてみて、感じた文章を抜き書きしたいと思います。 何事も立志が堅固でないと成功せぬ。禅も亦宇宙の大真理を発明せんとする最大 事業と云はねばならぬ、同時にその発心が余程真面目でなければ薄弱な精神で…

「禅話集」について

西有穆山禅師(1821~1910)は宗門の第七代管長、大本山総持寺第三世貫主であり 勅賜号を直心浄国禅師と申します。幕末から明治にかけて活躍された禅僧です。 その門下からは丘宗潭、岸沢惟安などのいわゆる眼蔵家を輩出しまし…

「バンク-バ-の朝日」を観よう

今年も残す所わずかに10日となりました。一日一日がとても大切な気がします。お寺ではお正月の祈祷札の 作成に余念がありません。年末には「寺報」を発行する都合上、記事を綴らねばならないという仕事もあります。 年末にむけて気忙…

万華鏡作品展

いわき在住の万華鏡作家として知られる、赤津純子作品展が今年も銀座まつやで 開かれます。数日前に作品展の案内状が届きました。  銀座での作品展はすでに五回?ほどの実績があり毎年クリスマスシ-ズンを控えた ころに一週間ほど開…

奇なるかな

「奇なるかな、奇なるかな。大地と有情と同時に成道す。」こんな言葉をゴ-タマシッダルタは 吐かれたといいます。12月8日の明けの明星をご覧になった新生釈尊の悟りの感慨です。 人類の聖者として尊崇されている釈尊が菩提樹下での…

今時を尽くす

祇園精舎は釈尊在世の当時弟子たちが修行に専念した大道場です。祇園は京都にある町ですが それは道場とは真逆の繁華街ですね。出家者の道場という意味はまったくありません。 平家物語の有名な文句「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響き…

芙蓉山の楷祖

「芙蓉山の楷祖、もはら行持見成の本源なり・・・」と始まる祇園正儀ですが、厳しい修道生活を 一貫された歴代の祖師たちの行持(ぎょうじ)を紹介しているのが『正法眼蔵行持巻』です。 投子義青禅師の法嗣(はっす)である芙蓉道楷禅…