正月モ-ド全開中 あと数日で新年となりますね。過ぎてしまえばホントに早いものです。たいしたこともしないうちにまた一年が 過ぎていくのかと思うと、自身のふがいなさにあきれてしまいます。 昨日はいつもの朝4時過ぎからの坐禅を小一時間ほどしてか…続きを読む
立志が肝心 さて村上素道老師の著述に降れてみて、感じた文章を抜き書きしたいと思います。 何事も立志が堅固でないと成功せぬ。禅も亦宇宙の大真理を発明せんとする最大 事業と云はねばならぬ、同時にその発心が余程真面目でなければ薄弱な精神で…続きを読む
「禅話集」について 西有穆山禅師(1821~1910)は宗門の第七代管長、大本山総持寺第三世貫主であり 勅賜号を直心浄国禅師と申します。幕末から明治にかけて活躍された禅僧です。 その門下からは丘宗潭、岸沢惟安などのいわゆる眼蔵家を輩出しまし…続きを読む
涙なしでは見れない「バンク-バ-の朝日」でした 時間がとれたので、夜「バンク-バ-の朝日」を観てきました。カナダ西海岸にあった日系人野球チ-ム の奮闘物語です。太平洋戦争が始まってしまってこのチ-ムは消滅してしまったんですね。 おそらくねじ明治30年代ころから日本人の…続きを読む
「バンク-バ-の朝日」を観よう 今年も残す所わずかに10日となりました。一日一日がとても大切な気がします。お寺ではお正月の祈祷札の 作成に余念がありません。年末には「寺報」を発行する都合上、記事を綴らねばならないという仕事もあります。 年末にむけて気忙…続きを読む
万華鏡作品展 いわき在住の万華鏡作家として知られる、赤津純子作品展が今年も銀座まつやで 開かれます。数日前に作品展の案内状が届きました。 銀座での作品展はすでに五回?ほどの実績があり毎年クリスマスシ-ズンを控えた ころに一週間ほど開…続きを読む
奇なるかな 「奇なるかな、奇なるかな。大地と有情と同時に成道す。」こんな言葉をゴ-タマシッダルタは 吐かれたといいます。12月8日の明けの明星をご覧になった新生釈尊の悟りの感慨です。 人類の聖者として尊崇されている釈尊が菩提樹下での…続きを読む
今時を尽くす 祇園精舎は釈尊在世の当時弟子たちが修行に専念した大道場です。祇園は京都にある町ですが それは道場とは真逆の繁華街ですね。出家者の道場という意味はまったくありません。 平家物語の有名な文句「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響き…続きを読む
芙蓉山の楷祖 「芙蓉山の楷祖、もはら行持見成の本源なり・・・」と始まる祇園正儀ですが、厳しい修道生活を 一貫された歴代の祖師たちの行持(ぎょうじ)を紹介しているのが『正法眼蔵行持巻』です。 投子義青禅師の法嗣(はっす)である芙蓉道楷禅…続きを読む