2017年06月

富田高慶の人となり

名著『報徳記』の著者富田の人となりについては岩崎敏夫著『二宮尊徳の研究』に掲載されているのが 具体的で参考になる。尊徳先生の第一の高弟といわれた人物の生活とはいわば 師匠である尊徳先生の生き方をそのまま自身の生活で実践し…

『報徳記』の現代語訳がでました

二宮尊徳の代表的後継者として有名な相馬藩士富田高慶の『報徳記』の現代語訳が最近またでましたね。 福島県の偉人としても忘れられない人物です。 尊徳先生の第一の後継者富田高慶 尊徳先生が娘の文子さんを嫁がせるに足る人物と自他…

テレビで坐禅取材!

26日午後から福島テレビによる坐禅の取材がありました。放映日七月一日 午後六時台だそうです。一二分程度だとおもいますけど、時間のある人は 観てください。

誠明院さまの息女

誠明院功誉報徳中正居士。これは二宮尊徳の戒名です。江戸時代後期一大農政家 として70年の尊い生涯を閉じた我が国の偉人ですが、その戒名までで知る人 は少ないでしょう。その息女の文子さんのことになれば、報徳関係に詳しい人材で…

「複写ハガキ」の世界

   人生とは 人様との"であい"の連続だとも言え    その毎日を「複写ハガキ"に刻み込む人生は 後から自分の 心の歴史を     ふり返る ことが できるので    しかも それが あら…

“啓発録”に学ぶ

若干26歳という短い一生を閉じた景岳橋本先生。安政の大獄で牢獄にぶち込められ一介の医者から政治家に 取り立てられた幕末の偉人。”啓発録”は14歳という信じられない天才若人による著作です。 人物の評…

夏の『楠葉だより』から

『楠葉だより』は木南卓一先生から届けられた年三四度の随想集です。他界された昨年まで都合四巻あります。  およそ40年近く有縁の読者に届けられた通信。そのなかから第269信の御文章を適宜引用しておきます。  なつぐさを こ…