信じることの大切さ

毎日朝のお勤めとして坐禅する習慣にしております。それって坐禅することが
仏道修行であることを信じているから、飽きもせず実行できるんですよね。

もし、このことを信じていなければ、単なる茶番でおわってしまうでしょう。


かつて大聖人の釈尊が菩提樹下で一心不乱に坐禅に打ち込んだのも、「
このまま苦行林の生活を捨てて道友と別れてしまったがなんとか悟らなくちゃあ、死んでも
死にきれない。」そんな熾烈な思いがあったからこそ己自身を励ましながら修行を
続けておられたのでしょう。

信じて疑うことを乗り越えながら、一日一日を悔いなく生ききる。そんな日常を
生涯続けてまりたいものです。迷いながらも仏道の素晴らしさを信じて実行すれば
その裏には悟りが同じ程度に裏打ちされてくる。悟りは迷いながらも仏祖の道
を信じていくからこそハッキリする。高祖のおっしゃる「行を迷中にたてる」とは
そういう事だと頷けます。名言だなと受け取りたいです。