「原発3キロメ-トル圏からの脱出」

知人の川崎葉子さんの新刊です。今月5日知致出版社から出たばかりで、挨拶にきたご本人から直接

いただきました。東日本大震災当日の午後2時46分には拙寺の客殿で彼女と連れの男性2名との会談をしていたまさに
其の時の出来事でしたので、いまでもその時の様子がまざまざと甦ってきます。

以前の著書「ちょっとの勇気でこんなに変われる」(知致出版社)も好評のようでしたが、あの原発事故から
の今日までの脱出の詳細な記録が今度の内容になっています。270ペ-ジもの著書ですが、この原稿は

主として彼女の現住所である福井からいわきなどの往復や多忙なもろもろの活動のちょっとした合間を
みつけては書き綴られたもののようです。私と同年のたくましさあふれる実践記録であるとともに、3年前の

大津波や予想だにできなかった原発からの脱出劇の貴重な証言ともなっています。皆さんにもぜひ一読して

いただきたいです。