2128ページの大長編「富士に立つ影」を読み切る

ああ、とうとう読み切りました。昭和初期の大小説を。著者白井恭二の名前を知ったのはつい最近のこと。
「南総里見八犬伝」の現代訳をされた方とのみの情報でしかなかったのでした。

こんな大衆小説が刊行されていたなんで驚きました。この夏一番の読書です。『決定版 富士に立つ影』は
2128頁もの大著述で一ペ-ジ上下二段組の体裁です。漢和中辞典をもしのぐ分厚い小説なんです。幸いこのところ
雨続きで外仕事ができなかったこともあり、一気呵成に読み終えました。

富士に立つ影という長編小説