昨日の達磨画をみてもらったのはけっこうですが、サイズが不明でしたね。
ふつうは色紙などに描きいれるのですが、昨日のは全紙の大きさでした。
全紙サイズは縦132センチ×横69センチですので、色紙を描くのとはわけが
ちがうんです。また、それほどの大きな作品を飾ることができる家庭は
少なくなってしまいます。いきおいお寺のような本床で横1間以上で高さも
2メートルはないと、表具仕立てにした場合には見栄えのバランスが壊れ
しまうでしょうね。描くわたしも筆のサイズを大きいものにしたりしなければ
なりません。しかし、描いてみると集中度や完成したときの喜びも大きい
のです。全紙の2分の1サイズは条幅となります。幅35センチ×高さ124
センチとなります。その2分の1サイズは四半切といいます。幅35センチ
×高さ62センチとなります。
普通のご家庭ではこのサイズなどで十分ではないでしょうか。表具代
は機械表具であれば1万はかからないでできますから。ただし、桐箱
などに保管する場合には4千円からいいものではもっとするでしょう。
これは、全紙サイズです。
上部には漢文が入っていいます。これを賛を入れるといいます。