曹洞禅グラフの記事

季刊誌「曹洞禅グラフ」を拾い読みしていたら、こんな記事がありました。
「教育と虐待」と題して広木克行神戸大学名誉教授(臨床教育学)が指摘
していたのは、教育の現場が一部子供の虐待と化しているとか。

(教育を)人格形成の方法として重視するのではなく、競争に勝つための
手段とするとき、学校においても家庭においても、教育の名による虐待が
実際に起こり得る・・・。

具体的には

数字で表される偏差値や順位へのこだわりから、その過程である教育の
あり方があまり問われなくなった・・・。

結果よりもプロセスがいかに大事か。そんなことを考えられました。
そういえば、昨日の朝の孫(小6)の登校時に雨が降っていましたが、
学校からの電話連絡で「きょうは雨なので車での登校にしてください。」と

いう連絡があり、孫娘は父親に車で送ってもらいました。

これって、やりすぎじゃあないですかね。雨がふっていたら、傘をさして
登校すればいいだけのこと。こんなところにも、私たちの子供時代の教えが

通じない面がでてきています。