新しい笛(能管)で心機一転

お能の囃子には大鼓、小鼓、太鼓それに笛があります。私はその笛方の弟子です。

だいたい笛の稽古には教本がありますけれど、西洋音楽のような音符を並べて
五線譜を勉強するわけではありません。符牒がまったく異なっていて呂(りょ)

とか干(かん)とか中(ちゅう)とかで音色をだします。伝統音楽なのでリズムを
崩さないで演奏するわけです。ま、八分の一拍子が基礎になります。

三月の発表会では中ノ舞を披露したのですが今回からは楽(がく)を習うこと
なりました。また、新しい課題を与えられたので、勉強しなければなりません。

苦しみと楽しみとないまぜにしながら、月一の東京通いです。