産経の生活欄を読むのが楽しみです。今朝はチェリストの渡部玄一さんでした。父親は名高い評論家の渡部昇一氏。
数々の名著を世に出している方の御長男なんですね。なんと母親の迪子さんはピアニストであり、姉もそう。そして
弟さんがバイオリニストという音楽一家だそうです。
音楽家一家といえばあの文豪幸田露伴の兄弟を思い出します。露伴の姉は我が国最初の国費留学でピアノの先生
になりましたし、妹さんはバイオリニストでした。二人とも明治時代の音楽パイオニアでしたね。
さてその玄一さんは小学4年ごろから庭に出て、裸足で縄跳びをする日課を課せられたそうです。そう、一日の例外もなく。
そして、現在でもチェロの練習を休んだりすると「良心がとがめるんだ」そうです。
「才能があろうがなかろうが、何かを継続するということが本質から向上できる唯一の方法だと思います。」と。
まさしく「継続は悟り」ですね。一度志をたてたなら”石にかじりついてもやりぬこう”ですね。