「式包丁」がいわきで初見参します。

七月七日の七夕の節句がすぎると、九月九日が重陽の節句となります。一年を通じて
五節句がありますが、重陽の節句はいまではすっかり廃れてしまいました。

重陽の節句はまた菊の節句ともいい、昔は盛んだったようです。いわき市は東日本
大震災で甚大な被害をうけましたが、震災後2年を経過してもまだまだ復興は

道半ばです。重陽の節句を機に元気ないわきの復興を願い、包丁師を招待して
伝統と格式ある和食の最高儀式「式包丁」を披露していただくことを企画しました。

この式包丁を機会にいわきの心強い未来を切り開きたい。そんな願いから特別
企画をしました。

  重陽の節句特別企画

「式包丁への誘い」

平成25年9月8日(日)

会場:医王寺本堂

受付:午前10:00

開演:午前11:00

入場料:一般4000円

・講師:包丁師米良隆先生

「料理の鉄人」に再三登場した伝統的

な和食の達人としてあまりにも有名。

料理界では周知のプロの包丁師です。

 講話:「包丁に賭けた私の人生」

 9月9日は月と日が陽数の極となり重なります。古来宮中では

 菊の節句として重陽の宴が行われておりましたが、江戸時代

 には盛大に江戸城で節句祝がなされました。今回は米良先生に

 よる厳粛な式包丁の儀式がいわき市で初めて披露されます。