団参から無事帰りました

11日から二泊三日の予定で大本山永平寺への参籠と観光の旅へ出かけてきました。

これは福島県曹洞宗檀信徒本山研修会と銘打って毎年実施されている年行事です。

研修は二班に分かれており、私たちは第二班として参加。バス6台に250名が
乗り合わせての大移動でした。初日は御本山での修行。単なる観光ではなく、お説教
や食事の作法、ビデオ研修それに12日早朝5時からの朝課と次から次へと

御本山での緊張を抱きながらの修行でした。その後は本山を8時にでて、一路
金沢の兼六園へと移動。日差しの照りつける中での円内散策でした。

兼六園からそれほど遠くないところに天徳院があります。そこは幕末には天下に
鳴り響いた修行専門道場でした。が、現在は玉姫の菩提所として有名な寺です。

加賀百万石の領主前田家の香華寺院でもあり、往時の姿を偲ばせる山門の威容
は歴史の感じさせるには十分でした。なんでも、300年以上もの歴史があるそうです。

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御本山の大講堂に集結して開講式を待つ参籠者です。

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金龍山天徳院の山門です。黄檗様式の典型だそうです。