故山田松鶴先生の遺徳

今年10月に98才の高齢で逝去された山田先生主催の書道誌「鶴心」の新年号が届きました。

会長先生はご自身の雅号そのままの高齢者として書道界屈指の重鎮でした。新年号には会長先生
による揮毫「筆下龍蛇走」が掲載。さらには「楷・行・草書・かな」も載っているのです。

なんと、一年分のお手本はすでに仕上げられていた、ということになります。書道芸術に一生を
ささげた会長先生の遺徳を仰ぎみる思いです。