掛け軸が話題に・・・

昨日の月曜日はNHK坐禅教室。坐禅の後の茶話会でのことです。床の間にかかっている
大きな掛け軸が話題となりました。拓本したものの表具です。

これの説明をというのでひとくさりその話をしたことです。拓本は「原坦山老師の碑」です。

いわき出身の幕末から明治にかけての大活躍した禅僧の顕彰碑。これは現在でも駒澤大学

正門前に静かに建っています。老師は東京大学(明治12年・61歳)の初代仏教講義の講師

として仏教学を一般学生に教えた先達であります。曹洞宗の禅僧ですが、当時知らぬ人は
居ないといわれたほどの有名な高僧でした。

逸話に富む老師なので、その話などを紹介したところおもわず時間がたってしまいました。