木鶏クラブは昨晩でした

夢を持って不動心でいききる 大村智先生

「子供の時に肉体的に辛い経験を与えないと、大人になって人間的に不幸だ。」

厳しい農作業のおかげで徹底的に体力も精神力も鍛えられ、私はとても幸せだった

と思います。

あるレベルまでは優れた人の指導を仰ことが大切ですが、それを超えるには
自分独自の創造性や個性を生かして戦わなければ勝てないことを、私はそのお話から
学びました。

 

良き人生は日々の丹精にある。

 

鈴木大拙が歩いた道

 東洋思想はすべてが自と他で分かれる前の「大本」を捉えて確認することです。

 

 本物の人物に会った時は、こちらが浄められ、安らぐような感覚になるものですね。

 

 自我をなくすには、まず必死になることだと私は思います。「自分はなぜこのような
未熟な人間なのだろうか」と深く反省して苦しまないと、自我を超えようという湧きおこってはきません。

勝ち残る企業はかくして創られる  新将命(あたらし まさみ)

 会社は社長から腐る。・・・つまりトップがどんな人かによって、その組織が勝ち残る
 か否かがほとんど決まってしまうのです。

 

 人間力=信頼+尊敬+意欲

 理念に数字を加える。すると、目標が生まれます。

 

 過去と他人は変えることはできない。未来と自分だけを変えることができる。

「一日四回飯を食え」四回目の飯は「活字の飯」、つまり本を読むこと。

 

 わたしが大切にしている信条は「コツコツ、コツコツ」です。何があってもコツコツと
努力の歩みを続けていく。それこそが自分に克ち、相手に勝つコツである、という意味の
造語です。

昭憲皇太后のめざされたもの

 

 金剛石

金剛石も みがかずば  珠のひかりは そはざらむ

人も学びて のちにこそ  まことの徳は  あらはるれ

時計の針の  たえまなく  めぐるがごとく 時のまの

日かげをしみて  はげみなば  いかなるわざか ならざらむ

 

水は器

水はうつはに  したがひて そのさまざまに  なりぬなり

人はまじはる 友により よきにあしきに うつるなり

おのれにまさる よき友を   えらびもとめて  もろともに
こころの駒に  むちうちて  まなびの道に  すすめかし

 

利他の精神で歩み続けた道  致知随想から

福井県にある曹洞宗大本山永平寺にて五日間坐禅を組み、後継者としての
あり方を熟考しました。その時に、道元禅師が説く利他の精神に心を打た
れたことが私の原点です。

二十代をどう生きるか  渡部昇一先生

どんな逆境に遭っても、決して天を怨まず人を咎めず、自らを信じて
心穏やかに道を楽しむ。「これは天命だ」と受け入れる。そうすると
霧が晴れ渡るように視界が開け天から梯子が下りてきて、思いも寄らない
幸運に恵まれるのである。

「鉄牛の機」 横田南嶺老師

 どんなにすばらしい機械が出来ても、私達は、果たしてそれで幸せなのかと
問うことを忘れてはならない。便利ですばらしい機械に囲まれながら、不幸
になっては仕方がない。

 

幸せについて、お釈迦さまは、健康であること、

              足ることを知ること

              信頼できる友を得ること

              こころの平安を得ること  を挙げられている

 立ち上る朝日を拝み、道のべに咲く一輪の花に手を合わせ、美しいと感動し、いのちを愛おしむこころを大切にしたい。

 

『報徳記』富田高慶著 は福島県人必読の名著です。二宮尊徳四天王の第一人者です。

原町出身の武士。