自彊術が習慣になりました。

自彊術を初めてから今年で満二年になりました。それまで、健康体操などはしていなかったんですが、
現在は自宅での日課になりました。三日坊主になりやすい私にしてはおかげさまで体調にこれといった
不安はありません。心臓にペースメーカ-を入れて3年になりますが、体操にはまったく影響ありません。自彊術という名前の名付け親は十文字大元という方です。

ガスや水道メ-タ-を独自に開発制作する金門製作所という会社を大正年間に創業した人物です。
その奥様が作った私立の女子高は現在十文字学園として存続しており、きたる2022年
には開校100年の節目を迎えるそうです。この学校の生徒さんは毎朝自彊術体操をすることに

なっています。すばらしいことですね。大東亜戦争後はラジオ体操がそれまでの国民体操であった自彊術にかわり全国津々浦々にまで普及しましたけど、自彊術は日本初の国民体操であり、最盛期には300万人もの人々が熱心にこの体操を実行していたと聞きます。

この体操のすばらしさは単なる健康を維持するのみならず、治療効果が勝れている点にあります。現在公益社団法人自彊術普及会の会員になるとそうした療術も体得することができるんです。大正五年に自彊術が広く宣伝されてこのかたすでに100年を超えて

熱い支持をうけている伝統的な健康体操がより広く一般家庭にも広まるために微力ながら貢献したいと思っています。

十文字学園とは