0.1と1.0と10

この数字の意味するところはなんでしょうか。この質問に対する正解とは。

ワシントン在住の評論家伊藤貫氏のご指摘ですが、この数字は米国における
階層社会の実態を数字で表したものだそうです。その他の7割が一般庶民の
生活水準だということです。わずか0.1パ-セントに過ぎない途方もない大金持ち
が米国の金融、経済、政治それに大統領選挙での資金援助などをおもうままに
コントロ-ルしている。そういう現実だということです。1.0パ-セントに属する
金持ちは大企業の経営者であったり資産家であったりして、10パーセントに
入るのはいわゆる社会のエリ-ト層になります。いわゆるエスタブリッシュメント
層ですね。その他の7割の一般庶民は生活苦に追われてしまっている。それが
実態のようです。

つまり米国においては富の寡占化、独占化が進行して貧富の格差
が深刻になっているということなんです。新聞やテレビではとうてい知ることのでき
ない米国社会の実態をよく知っておきたいですね。

評論家伊藤貫氏とは