月刊「致知」の六月号の表紙は篠田桃紅女でした。和服での製作中の一枚の写真をみると
バリバリの現役ですね。墨いろの芸術家として世界的に活躍している墨象家だそうです。
「致知」で紹介されていたので、初めて知りました。あの黒い炭にはあらゆる色があるという
のですが・・・。墨を使用しながらの抽象絵画の世界を独自に切り開いた芸術家のようです。
細く強靭な線、単純で鋭い抽象画が特徴ですね。さて、百歳という芸術家を思い出すと・・・。
最後の文人といわれた富岡鉄斎(1837~1924)、長崎平和記念像を製作した北村西望
(1884~1987)、小倉遊亀(1895~2000)片岡球子(1905~2008)などの女流日本画家
などが浮かんできます。それに最近では大本山曹洞宗貫主宮崎奕保禅師(106歳)etc .
名だたる芸術家には年齢に関係なく一生その道を極めた方方がけっこうおられるんですね。