市立草野心平記念文学館では第３６回吉野せい賞表彰式と第37回吉野せい賞募集ポスタ－表彰式が
あり、このあと午後二時から記念講演会がありました。雨もやみ抽選で入場を許された市民130名ほどが
講師である青木奈緒さんの講演に耳を傾けておりました。初めてみる和服姿の講師さんはとっても
和服がお似合いの５０歳でした。あの大文豪幸田露伴のひ孫にあたる作家さんです。
露伴先生も色白で頑健な体つきでしたが、彼女はスラリとした細見で白い手をしておりました。
長年露伴や幸田文の作品に親しんできている私にとってはとても有意義な出会いとなりました。
講演では世田谷文学館において幸田文さんの企画展示中だというので、奈緒さんから直接
その入場券をいただいできました。近いうちにその文学館を訪ねてみようかと思いました。
