今年の読書始めは・・・

いつの間にかお正月も過ぎてしまい、はや十日になってしまいました。

今年の読書始めは「益軒五常訓」でしたが、わずか数ペ-ジを読んだだけで
それ以上進まないでいます。きょうは多少読書の時間も取れたので以前読んだ

「大須賀?軒」を読み出しました。発行は大須賀?軒詩碑建立会(昭和62年刊)
です。旧磐城平藩最後の儒者であり磐城資料などの地誌や民俗史そして

十代から千首以上もまとめられた「緑?軒詩鈔」などや有名な画業などもある
磐城を代表する最後の文人といえます。?軒先生は磐城平藩の儒者である

神林復所先生の三男で後に大久の大須賀家に婿入りしたのでした。天保12年

生まれで大正元年に72歳の生涯を終えました。その豊かで深い学殖により研究
発表された論文の数々はいまでも教育会はもちろん多方面に多大な恩恵を与えています。

今回の読書で、以前読んだよりも深く先生の多面的な活躍の様子が知れて
とても充実した読書時間を過ごせました。