このタイトル記事はよませましたね。大学教育問題を取り上げていました。産経の朝刊です。
「日本の高等教育は、平成10年代後半に「ユニバ-サル(普遍)化の段階を迎えた」。
大学を卒業して40年以上も経過しているので、その実態についてはほとんど無知であること
を痛感した次第です。教育学では、高等教育への進学率が15%を超えると「マス(大衆)段階」、
50%を超えると、誰もが当たり前のように進学する「ユニバ-サル段階だとみなされる。
我が国では平成17年に50%を超えた。その結果私大の4割で定員割れが常態化しているとか。
全国800か所の大学で定員割れという惨状。ま、大学といっても高等教育に相応しい大学らしい
大学は少ない。そんな現状が浮き彫りになったわけで、われわれ60代のころの大学生とは質が
変わってきている、と感じているわたしにも納得できる記事でした。