新年挨拶状
新年あけましておめでどうございます。
檀信徒の皆々様にはご清祥にて新年を迎えられたことと存じます。
お寺の家族は無事越年して新玉の年を迎えることができました。
昨年は3月に副住職の長男宗佑が三月に誕生し、すくすくと恙なく
成長しております。先代住職には子供が授かりませんでしたので、
小生の代になってから長男次男長女の3人の子供に恵まれました。
その長男にこのほど長男宗佑が誕生しました。五月の節句には鯉のぼり
や旗を飾りお祝いしたことです。
本年の干支は乙羊(きのとひつじ)です。羊はおとなしい性質をもって
群れる習性があります。古来よりその肉は家庭における重要な食物として
珍重されてきており、神仏への貢物として供養されてきました。
乙(きのと)は木の弟で草木の芽が未成育で屈曲している状態を
意味しております。歴史をみてみると幕末の志士坂本竜馬や
浄土宗の開祖法然上人もこの年に誕生されました。
明治以来148年、大正以来104年そして昭和からは90年という本年です。
江戸幕府を開いた徳川家康は今年400回忌の遠忌の年でもあります。
本年一年檀信徒の皆々様の幸多からんことを祈念しまして、
住職の挨拶といたします。
三十世住持 村上徳栄 合掌