18日の観桜茶会はおかげさまで何事もなく無事終了しました。本堂の和気の間は室中(しっちゅう)と呼ばれています。
香席はこの和室で行います。本堂の貴賓室になります。昨年同様の組香は名古曾春秋香でした。
最初に春ノ関という香を聞き、次に秋ノ関の香を聞き比べます。まずはこの二種類の香りの特徴をよく
覚えておきます。それを試香といいます。最後に試香していない客香をよく混ぜ合わせて二包だけを
取り出して本香とします。その本香を聞きあてる。そんな組香です。
説明を読んでも、初心の方にはチンプンカンプンかもしれないですね。とても優雅なもんですよ。
中央には平戸焼の白磁の香炉。右側はお答えをかくための蒔絵の文台。その上に奉書と
硯箱です。
床脇の違い棚には源氏香ノ図が飾られました。