いあま、拙寺では復興事業をしている最中です。今月に入ってからは檀信徒を中心にして勧募を
はじめました。みなさん相応の地震の被害を受けておられるにもかかわらず、寺護持のために
寄付をしてくださっております。ありがたいことです。
きようはそのお願いの文を掲載しようと思います。
檀信徒各位殿
復興事業勧募のお願い
このたびは、一昨年春の東日本大震災によりお寺が予想外の被害をうけてしまいました。
当初の予定では二年程前より、本堂須弥壇に鎮座しております御本尊薬師如来さまの奉安500年記念祭を企画し、その報恩事業をと願っておりました。
しかしながら、このたびの未曽有の大震災での被害が発生し、本堂半壊の認定とされ、さしもの伽藍のあちこちに亀裂やきしみなどに相当のダメ-ジを余儀なくされました。
そこで、さっそく復興をはかるべく総代会を開きましたところ別紙の予算書が
承認されました。主力の大工工事などは昨年秋ごろより本格的にとりかかりましたがまだすべての工事が完了してはおりません。この間、檀信徒の皆様には葬儀・ご法事などでは、ご迷惑をおかけしておりました。
震災からおよそ二年経過して、ようやく本格的な伽藍の復興事業を立ち上げることができ皆さんからの勧募をお願いすることとなりました。どうぞよろしくお願いします。
勧募の予定額としては一口10000円を単位とし、できれば二口以上をお願いいたします。
寄付金の受付は郵便振替用紙を同封しております。それをご利用ください。
また、お近くの家庭では直接お寺にご持参されても結構です。
時節柄、檀信徒のみなさんには相応のご負担をおかけしまして、心苦しく思っておりますが、事情お察しの上、切にご理解とご協力をお願いします。
平成25年1月
住持 村上徳榮
総代長 佐藤守正