茶碗まつりの特集

熊本城の長塀は最長で242メ-トルもあるんですから、それは見事なものです。これだけでも

御城の広大さが想像できますね。その場内の一角には県立美術館があり別棟の展示室では
永青文庫所蔵品が展示してありました。折しも”細川コレクション≪特集≫茶わんまつり!”の最中。

細川家のコレクションは東京の永青文庫におさめられており、膨大な量のものですが、茶道関係
でも注目すべき所蔵品が多数あります。今回の展示では唐物茶碗をみることができました。

井戸茶碗・天目茶碗・高麗茶碗その他の優品をまじかにじっくりと鑑賞できて貴重な体験ができ
ました。利休の高弟として有名な細川三斉の茶道の流れは当地では肥後古流として現在まで

連綿とひきつがれてきていますね。いわきの旧磐城平藩主安藤家に伝わる御家芸の茶道は

その流れをくむ茶道です。御家流として知られているのですが、その源流になる細川家の茶碗

の名品をこうして目の前で鑑賞できた幸せを感じたことです。

肥後古流とは↓

安藤家御家流とは↓