敗戦後遺症はまだ続いている

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今年は大東亜戦争終了から70年の節目の年です。今月はお寺にとっては先祖供養の月になります。

いっぽう、政治の面では我が国未曽有の敗戦により、占領軍は日本の戦後処理をどういう考えて進めていたのか。
たいへん興味深いテ-マではあります。そんな時に手にした一冊の好著がこれです。

この本(自由社パンフレット定価500円+税)はわずか82ペ-ジですので、簡潔で読みやすくできています。

GHQ(マッカ-サ-総司令部)が伝統的な気概のある日本人の深層を破壊しようと熱心に且つ

細心の注意と巧妙なる占領政策を実行したか。そうした事実の証拠文書を掲載しております。著者は
民間人ですが、大変な労作です。いまでもその効力は効いており、そろそろそのことをはっきりと

われわれも気づいていなくてはならないでしょう。GHQの歴史認識を素直に信じ切っている
方々には是非座右においておいてほしい一冊ですね。

WGIP(War Guilt Information Program)とは戦争についての罪悪感を日本人のッ心に植え付けるための

宣伝工作のこと。こんな事実があからさまに出版できる時代になったんですね。