「エンペラ- イン オ-ガスト」 公開中!

現在ロ-ドショ-中の映画が感動的でした。日本の題名は「日本の一番長い日」となっております。上映時間は

二時間十五分と長編の力作ですね。大東亜戦争末期のイギリス・米国そして中国(中華民国)連合国による

ポツダム宣言を受諾するまでの、天皇と政治家の駆け引きがとてもドラマチックに描かれています。
この映画では昭和天皇が正面から描かれているのが特徴ですね。聖断を視野に入れた当時の首相

鈴木貫太郎の老獪な手腕なども見事にえががれているんですね。終戦の詔勅である玉音放送での

原稿を推敲された安岡正篤先生の文面をめぐっての政治家連の意見の相違なども丁寧に仕上がって
おります。放送原稿にある「万世の為に太平を開かんと欲す」という文面は安岡先生によるものですが
とても印象深いですね。

ぜひ、映画館に足を運んでご覧になられるといいですよ。

「日本の一番長い日」