『体を動かすと心が変わる』(岡野五郎 著・小林幸太監修)今月の最新刊です。10月15日にでたばかりです。
お寺の総代をされておられる小林ご夫妻の二男である小林幸太先生が監修をされています。
健康と医学はつとに識者が深く関心をもつテ-マですが、この新刊もそうしたジャンルの書物です。
高齢化社会まっただ中の我が国においては、年々うつ病や認知症に悩まされる高齢者が後をたちません。
そうした現状を踏まえて具体的な提案をこの新刊書は提示してくれます。細心の科学的知見を解りやすく一般向けに
解説しており、運動と能機能に特化した精神医学書といえます。
明治時代に活躍したいわき出身の禅僧・仏教学者の原坦山には「惑病同原論」があります。平たく言えば「病は気
から」と古来いわれてきていることを実証した書物です。悩みや不安と病気とは密接不可分の相互関係にあること
を実証したことから、当時大変有名になった書物です。
この新刊書は体と運動の関係を精神医学的にやさしく説明した本ですので、健康づくり指導者のみならず
広く一般にも普及できると思います。