刺激的ですね

今年も残す所数日となりました。今月17日産経新聞朝刊には刺激的なタイトルがありました。

西修先生(駒澤大学名誉教授)『「コピペ憲法」を放置していいか』によるご指摘です。

我が国の憲法前文のコピ-部分は?アメリカ合衆国憲法(1727)前文からの写し!!!

「われら合衆国国民は、われらとわれらの子孫のために、自由のもたらす恵沢を確保する
目的で、アメリカ合衆国のために、この憲法を制定し、確定する。

日本国憲法前文

「日本国民は、われらとわれらの子孫のために、わが国全土にわたって自由のもたらす
恵沢を確保し
、この憲法を確定する。」

次はテヘラン宣言(1943)からのコピ-!!

「われらは、その国民がわれら三国国民とおなじく、専制と隷従、圧迫と偏狭を排除しようと
努めている。大小すべての国家の協力と積極的に参加を得ようと努める。」

日本国前文

「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる
国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。」

最後は大西洋憲章(1941)からのこれまたコピ-!!!

すべての国のすべての人間が、恐怖と欠乏から免かれ、その生命を全うすることを保障
するような平和が確立されることを希望する。」

日本国憲法前文

「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を
有することを確認する。」

我が国は西暦500年以前に皇紀が始まっております。大東亜戦争に敗北してからというもの
こんな安直なコピ-憲法を押し頂いてかたくなに死守しようとする無知で頑迷な人が多いですね。

どうせなら明治憲法を再点検して自主憲法を制定すべきでしょう。それくらいの気迫をもつ
人が中心となって憲法制定をすれば、「アメリカさんの属国」なんて陰口をたたかれないですむんですがね。

GHQによる厳格な思想統制の最中にできたいわゆる平和憲法の中身なんて、こんな安直な
作品なのですね。よくも70年間もありがたそうに押し抱いてきたもんです。