九月に入りました

台風11号のいわき上陸をきにかけているうちに九月になりました。先月は高木武雄海軍大将の
本を二冊読みましたが、感動ものでした。大東亜戦争でのいわきの英雄がいたなんて・・・。
自分の無知を思い知らされました。高木大将は海軍創始以来最年少で大将になられたんですもの。

偉い軍人さんがでたものです。生前は尊敬する山本五十六最高司令長官から「感状」をいただいて
いるんですね。しかも一度ならず二度もです。

感状とは何?

こうした軍功をあげた軍人さんを顕彰する気風は現在ではあまりにも隔世の感がします。まだ、
我国が独立の気概を旺盛に持っていた時代の話なんですね。それに引き替え現下の我が国は
そうした先人の熱い思いとは裏腹に戦争さえしなければ同盟国の属国でもなんでもいいじゃあないか。
そんな風に考えてしまう風潮のようです。

山本五十六海軍司令長官も高木武雄大将もそれぞれ山形福島という東北出身者です。
幕末には官軍に抵抗した東北ですが、我が国海軍のトップは賊軍とされた東北出身者が活躍したんです。
薩長閥とはまったく無縁ですね。ほんとうの実力がなければここまでの出世はできなかったでしょう。
その努力には頭が下がりますね。