産経新聞のオピニオン欄の執筆をされている作家の曽野綾子さんが紹介してくれた聖
フランシスコの「平和の祈り」はとても感動深い祈りですね。今日はそれを紹介します。
「平和を願う祈り
主よ、わたしをあなたの平和の道具としてお使いください
憎しみのあるところには愛を
いさかいのあるところには赦しを
分裂のあるところには一致を
迷いのあるところには信仰を
誤りのあるところには真理を
絶望のあるところには希望を
悲しみのあるところには喜びを
闇のあるところには光を、もたらすことができますように
主よ、慰められることを求めず
慰めることを認めさせてください
理解されることよりも理解することを
愛されることよりも愛することを求めさせてください
自分を捨てて初めて自分を見いだし
赦してこそ赦され
死ぬことによってのみ、永遠の生命によみがえることを
深く悟らせてください
曽野さんは書いておられます。「平和の祈り」は人間の作った祈りの中で
最高の名作といえる、と。