2013年07月

関精拙とはどんな禅匠?

精拙老師(明治10~昭和20)は大正・昭和にかけて”力量第一”と讃えられた禅者。 前日紹介した全紙幅の大幅「雲」の作者寺山旦中居士がその書画の魅力を 「禅画報」に掲載しています。(第9号1989年…

滴水下の禅僧たち

幕末から明治にかけて有名を馳せた臨済宗の禅僧。それが由理滴水老大師です。 (文政5~明治32)、京都嵐山の天龍寺から輩出した禅僧といえば関誠拙、山田 無文、関牧翁それに大森曹玄がおり旦中居士こと寺山葛常師もそうですね。 …

墨跡鑑賞の会

禅宗の高僧の書いた禅語や消息文などを総じて墨跡といいます。狭い意味でいえば 中国宋時代に活躍して禅僧や我が国の室町鎌倉時代の名僧のものを指すでしょう。 よく茶会などに掛けられる禅語を指していう場合もあります。昨日東京中野…