開祖道元禅師の言葉に「花は愛惜に散り草は棄嫌に生うるのみなり」とあります。まさに 桜が散りゆくきょうは、そんな言葉がしっくりきます。美しい花が散っていくのほ 惜しいことですし、いっぽう名の知れぬままところかまわず生えてくる雑草さんたちは 人間に疎まれながらもグングン成長するものです。桜を惜しむ気持ちと、境内墓地の 雑草を除草する作業とないまぜの日暮をする昨今です。