公園通りの一夜

13日の夕方4時から6時までは、東京にあるイタリア文化会館におりました。いわき出身の
テノ-ル歌手小林大作さんが出演する「テノ-ルの響演」があったからです。

ご両親の運転する自家用車に便乗させていただき、素敵でゴージャスなひとときを過ごすこと
ができました。テノ-ル歌手として活躍されている6名の共演でしたが、それぞれの持ち味を

発揮して、聞きごたえのある豊かな時間をすごすことができました。小林さんの父君は
小林大作後援会の事務局を運営して、例年いわきでの講演会を主催し成功させてきました。

6名の歌手が課題曲である「カタリ・カタリ」を歌い上げるという趣向でしたので、初めて聞く
私にとっては、ちょっとしたサプライズとなりました。

出演者は20代後半から60代のベテラン歌手で構成されており、なかなか聞きごたえのある
オペラ鑑賞でした。途中インタ-バルを挟んで後半のトリを務めた大作さんの「カタリ・カタリ」

は圧巻の出来栄えで、観客から盛大な拍手をおくられていましたし、私も胸にジッとくるものが
ありました。オペラ鑑賞にはまったくの素人のわたしでしたが、歌声のすばらしさに感動させ

られました。会場となったイアリア会館はイタリア文化を日本国内に発信しているところで、
靖国神社のすぐそばに位置していました。こじんまりとした場所でしたが、付近には

二松学舎大学(明治10年10月10日開校)があったりして、興味深かったです。靖国神社の
駐車場に駐車したので、境内を四人でゆっくり参拝。遊就館も見学しました。

さすがに境内は葉桜でしたが、能舞台では漢詩の吟詠もあったりしてゆるりと参拝できたのは
嬉しく感じました。