藤の花をめでたり、シャクヤクそして牡丹などをにこにこしながら境内を散策するのは
楽しいことではあります。それと同時に新緑の滴る青一色をみると”春生じ夏長ず”とい
う感慨を覚えることですが、お墓の草もとうぜんのようにすくすくと日毎に育ってきてい
るのです。そこで、うっとりと花ばかり眺めて悦に入ってることもできず、「さあ、草取り
をしなくちゃあ、つい2.3日ばかり前はそれほどでもなかった雑草が瞬く間に目立って
きているではありませんか。
というわけで、起き抜けにというか坐禅の後すぐに長靴に履き替えて外仕事をすること
もあるのです。そんな日は早朝5時すぎから二時間はたっぷりとお墓の掃除をします。
早朝の外仕事ははかどるんです。